リバーサルオーケストラ本当に演奏してる?原作は韓ドラ?リバーサルって?

オーケストラを題材にしたドラマ「リバーサルオーケストラ」原作は韓国ドラマ?
誰が演奏しているか、気になりますよね。

そこで、原作や演奏者、楽器について調べました。

2023年1月より放送され、Twitter世界トレンド1位ということで話題になっていました。
このドラマをきっかけにオーケストラやクラシック、楽器に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか?

【公式】日本テレビ2023年1月期水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』
門脇麦が演じる超地味な市役所職員は、元天才ヴァイオリニスト!スカッとして胸がアツくなる一発逆転の音楽エンターテイメント!

演奏シーンに感動した!という話もあちこちで聞きますし、管理人のうたくまも大好きなドラマです。

今日はそんなリバーサルオーケストラについて、気になることをまとめてみました。

リバーサルオーケストラは本当に演奏している?

リバーサルオーケストラの演奏シーンの多くは、役者さんが本当に演奏されています。
脚本を担当されている清水友佳子さんもTwitterでこう発言されています。

ただ、アマチュアオーケストラ経験などがある方はすぐに分かると思うのですが、音はプロの方が演奏したものをアテレコされています。
今回は門脇麦さん演じる主人公・谷岡初音について見ていきましょう。

主人公・谷岡初音のヴァイオリンは髙木凜々子

主人公の天才ヴァイオリニスト・初音のヴァイオリンは髙木凜々子さんが演奏されています。



初音を演じる門脇麦さんは本当にヴァイオリン初心者?

とは言え、初音を演じる門脇麦さんの弓さばき…お上手ですよね。

2023年1月14日の朝日新聞に、主人公の天才ヴァイオリニスト・初音を演じる門脇麦さんのインタビュー記事が掲載されました。

昨夏、バイオリン指導の先生のもと、猛練習を始めた。「元天才バイオリニスト」になるためだ。「左手の指の位置とか、右手の上下とか、絶対合ってないといけないので、振り付けみたいに覚えます。できてる風にはなりつつある」

朝日新聞DIGITAL 門脇麦「リバーサルオーケストラ」に主演 バイオリンを猛練習

ドラマ放映の半年前からヴァイオリンを猛練習されていたんですね。
門脇麦さんは趣味がピアノ、ギター、作詞作曲と、元々音楽をされていた方なので、リズムや曲のノリに合わせた動きはばっちり決まっていますよね。

さらに門脇麦さんは、以前にもドラマでヴァイオリンを弾く役を演じられています。
今から10年前の2013年4月から放映されたNHK10のドラマ「第二楽章」にヴァイオリンが上手な女子高生の役で出演されていました。
2017年に門脇麦さんが当時を振り返ってお話されていますが、この時もドラマの収録に入る前からヴァイオリンを練習されていたそうです。

【NHK人x物x録 #門脇麦 ドラマ10 第二楽章】 

懐かしい! 懐かしすぎます(笑)。私にとってほぼ初めての、セリフのある連続ドラマがこの作品でした。私は板谷由夏さん演じる奈津美と、谷原章介さん演じる一登の娘役。鈴奈はバイオリンが上手で、バイオリニストとしてではなく主婦として生きる道を選んだ母・奈津美よりも、国際的に活躍する茉莉(羽田美智子)にあこがれている設定でした。バイオリンが上手――というのが、なかなか演じるうえでは大変で、先生についていただいて収録に入る前から練習を重ねました。

2017年7月24日 NHKアーカイブス Facebookページより

実は門脇麦さんは元々バレリーナになるのが夢で、幼少期よりクラシックバレエを岸辺光代さんに師事されていました。

5、6歳の頃からバレリーナを目指して真剣に取り組まれていましたが、中学2年生の時に限界を感じて断念されたのだそう。
クラシック音楽に合わせた演奏が自然に表現できるのは、そんなご経験をお持ちだからこそできるのでしょうね。
また、門脇麦さんは天才ヴァイオリニストを演じるに当たって、かながわの「今」を楽しむ神奈川新聞の情報サイト「イマカナ」の中でこのように語られています。
「見る人が見れば、何の曲を弾いているのか指の位置で分かる」という演奏場面。
練習を重ねて臨んでいるが「正しいかどうかよりも、気持ちよく音楽を奏でる姿を通して、見る方が何かを感じ取ってもらえれば」と話す。
複雑なヒロインの心の内を反映し、さまざまな顔が見える立体的な役作りに努めている。
大事にしているのは、初音が音楽に関わることで「楽しいな、うれしいな」と感じている時の表情。
「その気持ちが周りの人を動かしていくので、純度の高い喜びを表現したい」

確かに、管理人のうたくまのような楽器経験者にとっては、あれこの構え方だとこの音出ないよね…?というような、小さな違和感が出てしまうとどうしても気になりますが、ドラマの醍醐味は登場人物たちの心境の変化が演奏シーンを通して分かることや、気持ちよく音楽を奏でる姿だったりしますよね。

これからも門脇麦さんの初音の演技に注目していきたいですね。



リバーサルオーケストラの「リバーサル」って?

リバーサル(reversal)の意味は「反転」や「逆転」です。

リバーサルは普段の生活の中ではあまり耳にしない単語かもしれませんが、例えばフィルムカメラを扱う人であれば、反転フィルムのことをリバーサルフィルムなどと言ったりしますので、聞き馴染みがあるかもしれません。

金融・証券用語としても使われる言葉です。

相場が上昇しているときに売り、下降しているときに買うなど、相場の流れに乗って売買するのとは逆の投資手法のこと。
いわゆる逆張りのことです。利食い売りなどの手じまいではなく、新規に売り買いする場合に限って使います。相場の流れに沿って売買をすることは「順張り」と呼びます。
⇔トレンドフォロー

大和証券 公式サイトより

リバーサルオーケストラは「一発逆転の音楽エンターテインメント」というお話ですので、リバーサルという言葉がぴったりですね。



リバーサルオーケストラの原作は、音大卒脚本家によるオリジナルストーリー

リバーサルオーケストラは、清水友佳子さんの脚本によるオリジナルストーリーです。
清水友佳子さんはフェリス女学院短期大学音楽科のピアノ科を卒業され、会社員、ピアノ講師などを経て2000年に脚本家デビューされています。

清水友佳子さんはリバーサルオーケストラの脚本を書くにあたり、オーケストラの経験のある同級生や知人から取材を行っています。
お話を伺った人の中には、主人公の初音と同じく10代から世界で活躍するヴァイオリストの同級生も。

リバーサルオーケストラのリアルな世界観は、このように創り出されていたのですね!

今後の放送もとても楽しみです!

ここまで読んでいただきありがとうございます。



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