原田慶太楼の両親(父・母)妻の実家がすごい!面白い経歴やエピソード

指揮者

指揮者の原田慶太楼(はらだ けいたろう)さん。


2022年9月のクラシックTV「映画音楽の巨匠 ジョン・ウィリアムズの魅力」に、ホルン奏者の福川伸陽さんと共にゲスト出演されました。

(福川伸陽さんについてはこちらをご覧ください。)

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原田慶太楼さんは、2021年より東京交響楽団の正指揮者を務められていますが、実は指揮者だけではなく写真家として雑誌の連載を担当されるなど、多彩な活動をされています。

そんな原田慶太楼さんについて、気になることをまとめました。

原田慶太楼の経歴、妻、wikiプロフィール

原田慶太楼さんは1985年2月、東京都品川区生まれ。
学生時代は東京都世田谷区にあるセント・メリーズ・インターナショナル・スクールで過ごされます。
高校2年生の時に「ダメ元でテープを送った」ことをきっかけに、アメリカのインターロッケン芸術高校音楽部にサックスで入学されます。

僕はもともとクラシック音楽とは一切接点がない家系。
小学生のときに学校で「ウエストサイド物語」を見たことをきっかけに、ミュージカルスターに憧れたのが音楽との最初の接点でした。

だけど、踊りも歌もめっぽう駄目。
それでもミュージカルの仕事がしたいと思いサックスをはじめ、オーボエ、クラリネット、ホルンにヴィオラ……いろいろと弾いていました。
ブロードウェイミュージカルのピットは本当に少人数で、1人でいくつもの楽器を担当するのが当たり前だったのです。

それで「やっぱり本場で学んだ方が早いでしょ!」と、米国インターロッケン芸術高校音楽科にダメ元でテープを送ったら、合格。高校2年生のときでした。

すぐに渡米して、ミュージカルピットで演奏することを目指していた時、吹奏楽を教えていたフレデリック・フェネル先生を見て指揮に興味を持ち始め、レッスンを受け始めました。
僕は、興味を持ったらとことんやりたいタイプ。
ゲルギエフ、テミルカーノフなど、僕の憧れる指揮者はみんなサンクトペテルブルク音楽院だったので、「ここに行けば良い指揮者になれるんだな!」と思って(笑)、高校卒業後は年に数回サンクトペテルブルクに行き、指揮法を学びました。
そこで勉強を進める中で、モスクワの先生を紹介してもらったことがきっかけとなり、モスクワ交響楽団で指揮者デビューしました。
指揮をはじめて2年、2006年の時です。

東京交響楽団 正指揮者 原田慶太楼が語る より

とてもエネルギッシュで、行動の速い方なんですね!
原田慶太楼さんは以前インタビュー記事の中で、人生のモットーは「Knock on THE door」(ドアをノックしてみる)と語られています。

僕には人生のモットーがあるんです。
「Knock on THE door」(ドアをノックしてみる)
僕は人生で何万回も「NO」と言われてきました。だからダメ元でもいいんです、だってやってみないとわからないから。日本語でいうと「当たって砕けろ」といったところでしょうか。

ららら♪クラブより

このようなエピソードを聞くと、ダメ元で…なんて言いつつも原田さんには才能があったからできたんでしょ、と言われてしまうことも多いのではないかと思います。
それでも、原田慶太楼さんの功績は才能だけではなく、何万回ものNOと言われた経験の上に積まれたものなんですね。

アメリカジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニックの音楽&芸術監督、シンシナティ交響楽団アソシエイトコンダクター、アリゾナ・オペラ団アソシエイト・コンダクター、リッチモンド交響楽団アソシエイト・コンダクター、フェニックス・ユース・シンフォニー音楽監督、ツーソン交響楽団「TSOロック・ザ・FOX」首席客演指揮者、シエラ・ビスタ交響楽団首席客演指揮者
2021年より東京交響楽団正指揮者

2017年、デザイナー西田武生の孫で、元デビスカップ日本代表・倉島英造の娘であるテニスプレイヤー、ファッションデザイナーの倉島侑里と結婚。
この交際と結婚式はニューヨーク・タイムズに掲載された。長野県軽井沢町に別荘があり、日本滞在中は別荘で過ごすことも多いという

ウィキペディアより

2017年にご結婚された奥さま、倉島侑里(くらしま ゆり)さんについては、ご結婚の際に祖父の西田武生(にしだ たけお)さんがデザインされたウェディングドレスを着用されたことでも話題になりました。
西田武生さんと一緒に写られた、とても素敵なお写真が倉島侑里さんのTwitterに投稿されていましたのでご紹介しますね。

また、倉島侑里さんについては、夫である原田慶太楼さんが写真に撮られることも多いようです。
奥さまの写真がたくさん掲載されているという、原田慶太楼さんの写真家としてのページについては後述します。



原田慶太楼と両親のエピソード

原田慶太楼さんが東京都世田谷区にあるセント・メリーズ・インターナショナル・スクールに通われていたことなどから、著名なご家庭の御曹司なのでは…?と思われる方も多いみたいですね。
結論から言うと、原田慶太楼さんのご両親についての詳しい情報は、SNSをはじめ公開されていないようです。

原田慶太楼さんのインタビュー記事の中に、ご両親とのエピソードが語られたものを見つけました。

音楽がそこまで身近な家庭ではなかったですね。
僕も覚えていないくらい小さい頃、バレエ『くるみ割り人形』を観に行ったらしいんですけど、その時も上演中すやすや眠っていて、親も、この子に音楽は向いていないな、と思っていたそうです。
音楽は親の影響でビートルズやクィーン、シュプリームスなど70年代ロックを聴いていました。

ららら♪クラブより

原田慶太楼さんは「クラシック音楽とは一切接点がない家系で育った」と、別のインタビュー記事で語られていたことがありましたが、ご両親はロックを好んで聴かれていたのですね。

バレエの舞台に小さな慶太楼さんを連れて行かれたというエピソードからは、ご両親はお子さんが色々な体験に触れられるよう子育てされていたのかもしれませんね。

しかし、バレエを鑑賞した時点では「この子に音楽は向いていないな」と思いつつも、その後の慶太楼さんがサックスをはじめ、オーボエやヴィオラなどの他の楽器を弾きはじめ、ついにはアメリカのインターロッケン芸術高校音楽部にテープを送る…といった一連のエピソードの裏には、レッスンに通わせることをはじめとしたご両親のサポートがあったはず。

正直、自分のこどもには「向いている」と思うものに熱心になって欲しいのが親心ですよね…
慶太楼さんの挑戦を見守られたご両親、素敵だなぁと思います。



原田慶太楼は写真家でもある!

原田慶太楼さんは指揮者だけではなく、実は写真家としても活動されています。

以前は、撮った写真を飛行機雑誌に連載していました。(飛行機とオーケストラの「ピット」を掛けて)私がオーケストラピットから写真を撮って、ピット内で私しか見ることができない光景を載せていました。

TOKYO NIKIKAI OPERA FOUNDATIONより

ピットを掛けたというお写真、気になって調べてみたのですが、残念ながら発見できませんでした…

月刊「美楽」にも毎月お写真が掲載されていたことがあるそうです。
原田慶太楼さんのご自身のTwitterに、写真家としての活動についてコメントされたものがありました。

原田慶太楼さんはご自身のInstagramでも、モノクロ写真をはじめ素敵なお写真をたくさん公開されていますが、Tumblr(タンブラー)というブログサービスも利用されているそうです。
どのような写真を撮られるのか気になる方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

https://khconductor.tumblr.com/

さらに2022年1月に開催された、山岸伸・佐藤倫子写真展「伸×YAMAGISHI×倫子」の舞台裏にも、原田慶太楼さんのお名前が登場します。

山岸さんは今回「ライカ」の重みを感じながら撮影を進めていったと話している。
東京都交響楽団の指揮者である原田慶太楼さん(2021年4月に同楽団の正指揮者に就任)を撮影した際に“五感が呼び覚まされる”ような体験をしたことに想を得て、今回「五感」(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)をテーマにした作品アプローチに挑戦することにしたのだと続ける。

デジカメWatchより

実は当サイトの管理人うたくまも、フルートの他に趣味で写真の勉強をしているのですが、音楽と写真って一見違うようでいて、実は互いに通ずるものがあると思っています。
クラシック音楽も写真も、好ましいとされる型はあるのですが、唯一の正解はありません。
そのため自分の理想とする写真・音楽は何なのか明確にすることが上達の近道と言われています。

山岸伸さんと原田慶太楼さんも、撮影の出会いをきっかけに、お互いに良い刺激を受け合ったのではないでしょうか。
2人のアーティストが出会って新しいものが生み出されていくのは、本当に素敵なことですね。

これからの原田慶太楼さんのご活躍もとても楽しみですね。

ここまで読んでいただきありがとうございます。



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