フルートの練習を続けるには?フルート歴25年が考える継続のコツ

フルート

フルートを25年吹きづづけています、と言うとよく聞かれる質問。

どうやって25年も続けたの?

うたくま
うたくま

正直「これが終わったら辞めよう」ってタイミングは何回もありました。

これで最後と思って立ったステージの演奏に納得がいかなかったとか…
所属していた楽団を抜けようとしたタイミングでフルートのメンバーが足りなくなってしまい、残留せざるを得なくなったとか…

フルートに限らず、今まで一緒に演奏してきた仲間たちを見ていると、10代20代のうちは卒業のタイミングで、30代くらいになると転勤や結婚・出産などライフスタイルの変化で演奏活動とは距離を置いたりする人が増えてきます。

うたくま
うたくま

うたくまの場合、20代までは辞め時を逃し、30代以降は自主的にモチベーションを保っています。

続けるコツってある?

以下にまとめてみましたので、フルートに限らず楽器を続けることや、モチベーションを保つヒントになれば嬉しいです。

25年続いた理由1 どこかに所属して人の目を作っていたから

うたくま
うたくま

うたくまが初心者のうちに辞めなかったのは、始めたのが部活で、サボるにサボれなかったからです。

昭和生まれのうたくまにとって、中学の部活の2こ上の先輩なんて、話すだけで恐れ多い存在でした。練習をサボるなんて考えられません。

なにそれ漫画の世界…?

令和の現在となってはそこまでの強制力は要らないと思いますが(笑)人の目があるかどうかって大切ですよね。

うたくま
うたくま

上手く吹けたら誰かに褒めてもらいたいし、逆に下手なところは人にバレたくないのが人間ですよね…

人の目を作るために今までトライしてきたことを以下にまとめます。
今は家の中に居ながらオンラインで人の目を作ることだって可能です。

地域の演奏団体に入団する、演奏仲間を探す

地域の吹奏楽団やアマチュアオーケストラ、アンサンブル団体などを探して入団すると、一緒に演奏する仲間ができます。
定期演奏会や地域のイベント、ボランティア演奏、吹奏楽団でしたら吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストなど、定期的に人前で演奏する機会や目標にも恵まれます。

Googleで「お住まいの地域 吹奏楽団」などと探すと、地域の団体や演奏会の情報が見つかりますので、ぜひ検索してみましょう。

オケ専などの専門サイトで検索することもできます。
団体によっては最新情報をオケ専に登録していないこともありますので、団体の公式サイトや公式SNSと合わせて見てみると良いでしょう。

アマチュアオーケストラ・合唱団・アンサンブルグループのオケ専♪
オケ専♪は「楽器演奏を楽しんでいる方」と「演奏会を楽しみにしている方」の情報サイトです。●アンサンブルの友達を見つけたい!●アンサンブルを楽しみたい&学びたい!●いつかオーケストラで演奏したい!●オーケストラを立ち上げたい!●コンサートホー...



アマチュア団体を渡り歩いてみて困ったこと一覧

うたくま
うたくま

ここからはうたくまの独断と偏見で、アマチュア団体にありがちな気をつけた方がいいポイントをつぶやきます。

みんなで行う演奏活動は楽しいのですが、もし思わぬトラブルに遭って、演奏すること自体が嫌になってしまってはもったいないですからね…
トラブル回避にお役立ていただければ幸いです。

アマチュア団体あるあるその1 費用が思ったより複雑で多すぎる

入会費、月会費は公式サイトに記載があったり、入会前に説明を受けると思います。

しかしそれだけで済むことはほとんどありません。

定期演奏会をしている団体ならば別に演奏会費がかかったり、DVDやBlu-rayの購入費、チケット代…などの費用がその都度発生することが多いです。

コロナでここ数年はすっかりご無沙汰ですが、大人数の団体は演奏会後の打ち上げや、スキー旅行などのレクリエーションも盛んに行われている団体も多いです。

パートのみんなでレベルアップするために、講師を呼んでレッスンを受けよう!なんて臨時出費があったことも。

そういうのは吹奏楽やオーケストラみたいな、人数の多い団体だけじゃないの?

少人数のアンサンブルも色々な諸費用がありますよ…!
ありがちな出費の代表は、お揃いの衣装代や装飾に関わる費用です。

うたくま
うたくま

1つの団体の中で、色々なバリエーションを作ったりすることが多い印象です。

見た目も華やかになって楽しいよね。

練習後にみんなでお茶や軽食を取る文化がある団体でしたら、交際費も見ておく必要があります。(楽しいですが…)

人前で演奏する機会があるごとに、なんやかんやお金がかかるんだね…

うたくま
うたくま

入会前に1年間のどこでどんなイベントや出費があるのか、必ず聞くことをおすすめします。

アマチュア団体あるあるその2 演奏技量と求められるレベルの不一致

オーディションはありません、初心者も歓迎します!と言いつつも、みんなで1つの曲を作り上げるのなら上手い人に入会してもらうに越したことはないのが本音ですよね…

吹奏楽コンクールなどで上位入賞を目指している団体や、前任者の演奏技量が高かった団体などでは、フルートに限らず、奏者に求めるレベルが異様に高まっていることがあります。

うたくま
うたくま

みんなで音楽をつくりあげる横の雰囲気が強い団体なのか、トップダウン式に誰かの言うことに従うタイプの団体なのか見極めるのも大切です。

団体との相性が悪いと苦労しそうだね…

自分の演奏技量と求められるレベルが明らかにかけ離れている団体に所属してしまった…と思ったら、タイミングを見て早めに離れることをおすすめします。

うたくま
うたくま

あなたが活躍できる場所は、他にも必ずありますよ。



25年続いた理由2 定期的に人前で演奏していたから

うたくま
うたくま

どこかの団体に所属するのをやめてからは、今まで出会った仲間に誘われたステージや地域のイベント、インターネットを使った配信などに挑戦しています。

この日のあのイベントで演奏しなければならない!という目標ができると、当日聴いてくれる誰かだったり、一緒にステージに立つメンバーのためにも練習しなければ!という気持ちになります。

今は特に所属している団体がない…という場合には、ネット配信を使って人の目を作るという方法もありますよ。

ネット配信は多重録音から始めるとハードルが下がる

ネットのライブ配信や、自分1人のソロの演奏…と考えると非常にハードルが上がりますよね。
とは言え、冷静に考えれば一般人のアカウントでライブ配信をしたところで聞いてくれる人はごく僅か、という現実もあるので、心の準備さえできれば挑戦してみるのも有りです。

うたくま
うたくま

リアルとはまた違った緊張感があります。

はじめの一歩におすすめなのは、Instagramのストーリーズのような消えてしまうものに、多重録音で作ったアンサンブルを動画を上げるところから始めてみること。

うたくま
うたくま

生演奏ではないことや、アンサンブル音源になることで、ソロ演奏よりも少しだけ自信を持って配信できますよ。

コロナ禍を機に多重録音アプリや、多重録音の方法を教えるYouTube動画がたくさん登場しています。
簡単なアンサンブル譜から、ぜひ挑戦してみてくださいね!



話題のChatGPTにも楽しく続けるコツを聞いてみた

色々まとめてみましたが、正直、うたくまだって飽きちゃう時もあります。
そこで話題の最先端AI・ChatGPTに聞いてみました。

うたくま
うたくま

楽器の練習を楽しく続けるにはどうしたらいい?

楽器の練習は一つの趣味として楽しむことができますが、長期的に継続するためには以下のようなアプローチがおすすめです。

1.目標を持つ練習の目的や目標を明確にすることで、自分自身がやりがいを持って練習することができます。目標は自分で設定することができるので、達成感を味わうこともできます。

2.短い時間で練習する 長時間練習することは大変なので、短い時間で練習することをおすすめします。毎日少しでも練習することで、コツコツと上達していくことができます。

3.楽しい曲を選ぶ 自分が好きな曲や、演奏してみたい曲を選ぶことで、練習が楽しくなります。また、曲を変えることで、マンネリ化を防ぐことができます。

4.自分でアレンジする 自分なりのアレンジを加えることで、楽器の演奏がより自分らしくなります。 また、アレンジすることで、楽しいアイデアが生まれることもあります。

5.音楽仲間を作る 音楽仲間を作ることで、練習することが楽しくなります。一緒に練習したり、音楽について話し合ったりすることで、モチベーションが上がることもあります。

6. 演奏会や発表会に参加する 発表会などの機会を設けることで、練習の成果を発表することができます。 また、他の人の演奏を聞いたり、一緒に演奏することで、刺激したり承ることができます。

以上のようなアプローチを取ることで、楽器の練習を楽しく続けることができます。

楽しく続けられそうな気がする…!

うたくま
うたくま

うたくまもマンネリしたり、飽きたりすることもあるので、継続アプリみたいなテクノロジーの力を借りています…!
色々なアイディアを出しながら、お互い楽しくフルートを続けていきましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございます。



この記事を書いた人
うたくま

フルートを25年吹き続けている愛好家。
これをお読みのあなたがクラシック音楽のことをもっと好きになったり、演奏家に興味を持つきっかけになったらいいなと思って、トレンド記事を書いています。

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