ピアニストの
牛田智大（うしだ ともはる）さん。
日本人クラシックピアニストとして
史上最年少の12歳で
デビューアルバムを発売されています。
そんな牛田さんが
演奏中に倒れてしまう事件があり
病気ではないのかと噂になっているようです…
結論から言うと
牛田さんはお元気ですので
ご安心ください！
また2022年には
フルート奏者のCocomiさんと
レコーディングされたことでも話題です。
Reposted from #cocomi
今日は #牛田智大 さんとレコーディング後に記念撮影させて頂いた2枚を☺️本当にありがとうございました😭✨
本当に幸せな時間でした。
・
「愛の喜び」と「タイスの瞑想曲」を一緒に演奏して下さりました！
・#tomoharu_ushida_official#deccagold #universalclassics.jp pic.twitter.com/db3h7flNSA— 木村心美 (@Cocomi70553750) March 7, 2022
Cocomiさんについてはこちらの記事をどうぞ。
他にも、牛田さんについて
留学やお父さんについてなど
気になることをまとめました。
牛田智大が倒れる！
牛田さんは紅茶のカフェインが原因で
コンサートの途中で
倒れてしまったことがあります。
カフェインは摂取量に関係なく
身体が過剰反応してしまうと
脈拍数や呼吸数の増加などの中毒症状が現れてしまうんです。
コーヒーや紅茶など
身近なものに含まれているカフェインですが
実はそんな恐ろしい一面も持ち合わせています…
過敏反応については
今のところ特別な治療方法や治療薬などはなく
カフェインをいかに摂らないかが
予防できる唯一の方法です。
牛田さんが倒れてしまったのは
2016年3月20日
浜松国際ピアノアカアデミーの２０周年記念コンサートの演奏中。
実は２ヶ月前
2016年1月23日の愛知県芸術劇場でのリサイタルでも
体調不良のため
プログラム後半の演奏を中断するという事態に見舞われています…
その時も食物アレルギーと思われる体調不良が
演奏中に急にあらわれてしまったのだそう。
本番のステージの時にだけ現れる、原因不明の体調不良。
プロの演奏家にとって
これほど怖いことはありませんよね…
牛田さんはその後の検査の結果
一連の症状はカフェインに誘発されて起こったものということが
分かりました。
元々、紅茶や緑茶を好んで飲まれていたそうですが
現在は中毒症状を引き起こさないよう
しっかり自己管理されているそうです。
多くの人がリラックスの元として取り入れるであろう
紅茶や緑茶で過敏症状が出るなんて…
予想がつかない出来事ですよね…
牛田さんの過敏症状が
どうか少しでも良くなりますように…
牛田智大の留学先はどこ？
牛田さんは
名古屋市立笹島中学校を卒業していますが
中学時代から日本に居ながらにして
チャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院の先生方から
レッスンを受けられています。
チャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院は
NYのジュリアード音楽院、パリ国立高等音楽院と並ぶ
世界３大音楽院です！
ジュリアード音楽院を卒業された若手演奏家といえば
ヴァイオリニストで起業家、著作家として活躍されている
廣津留すみれさんがいらっしゃいます。
世界３大音楽院ってすごいけれど
ピアノでロシア留学って
あんまりイメージ無い気がする…
牛田さんがロシアを選んだ理由は
中村紘子先生の影響が大きいそうです。
中村紘子さんはショパン国際コンクールで
日本人２人目の入賞を果たされたピアニストです！
牛田さんご自身も
2021年のショパン国際コンクールに出演され
二次予選に出場されています。
この年は反田恭平さんが２位、小林愛実さんが４位と
日本人ダブル入賞されたことでも話題になりましたね。
牛田さんは中村紘子先生から、
コンサートピアニストにとって
ロシア奏法がとても有利で大切であること
また、ロシアのジュニア教育が
世界でも優れたものであることを教えていただき
ロシアを縁に学ぶことを
選ばれたのだそうです。
13歳から研究生として
モスクワ音楽院ジュニアカレッジに在籍され
また13歳から18歳まで
くらしき作陽大学に
モスクワ音楽院特別演奏コースの研究生として
通われていました。
くらしき作陽大学には
チャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院の
正規カリキュラムが移設されているんです！
このコースでは数ヶ月おきに色々な先生が来日され
レッスンを受けることができ
４年生終了時には
モスクワ音楽院に留学できるシステムなのだそう。
ここ数年はコロナ禍や世界情勢の関係で
モスクワ音楽院への留学が叶わなかった学生も
いらっしゃるそうですが…
牛田さんはコロナ禍の中でも
YAMAHAのディスクラビアという自動演奏ピアノを使った
モスクワとのリモートレッスンを受けられていたそうです。
角野さんのXより…
こんなことができるみたいです！
昨日はヤマハDisklavier(自動演奏ピアノ)を使ったオンラインレッスンでした。フランスにいるベロフ先生が弾いた音がそのまま目の前のピアノで鳴るっていう これ凄くないですか！？ pic.twitter.com/ZSQKoUXMoQ
— 角野隼斗 – かてぃん (@880hz) August 3, 2020
ディスクラビアは
自分と先生が同じピアノをつかって演奏するので
ダイナミクスや色彩の感覚を直接体感することができるのだそう。
牛田さんも
「同じピアノだからこそ先生と自分の出す音の違いを
目の前で感じられ大きな刺激になる」
「無意識に先生と同じ音や演奏を耳が求めるようになった」
と語られています。
また、タイムラグはほぼなく
リズムや音量が歪むこともほぼないのだそうです。
コロナ禍に一気に普及したオンラインレッスンは
賛否両論ありましたが…
ディスクラビア、すごいですね！！
もっと普及すると、都内で教える先生に
全国から分単位で生徒が殺到する日も近い！？
ピアノの先生も
ワーケーションできる時代が来ているのかも…？
牛田さんはそんな
ディスクラビアを活用しているピアニストのおひとりなんですね。
牛田智大の父親
牛田智大さんは生後間も無く
お父さんの転勤により
家族で上海に転居されていることもあり
お父さんについて気になっている方も
多いようですね。
牛田智大さんのお父さんである
牛田敦さんは
サラリーマンをされているそうです。
サラリーマンのお父さんなのに
どうしてお名前が分かるの？
智大さんが受けた「上海の初等音楽教育」について
ピティナ支持会員としてレポートされた事があるんです！
また、智大さんは幼稚園児の時に
お父さんからピアニストになる目標に対し
反対されたというエピソードがあります。
その際に智大さんは
「自分の人生なので、自分で決めさせて欲しい」と
お父さんを説得したのだそう。
幼稚園児の言葉とは思えない…！
お父さんが書かれた
ピティナ支持会員のレポートを読む限りでは
まさかそんなエピソードがあったなんて思えないので
驚きでした。
ぜひ聴いてほしい！おすすめ動画１選
牛田さんの代名詞とも言える
幼少期の「子犬のワルツ」も捨てがたいのですが…
デビューアルバムにも
収録されていたよ！
１つ選ぶとしたら
ぜひ2018年のショパンコンクールの動画を！
ショパン作品の勉強はライフワークにしたいと
語られていたこともある牛田さん。
牛田さんのショパンが
どのような輝きを放っていくのか
これからも本当に楽しみです。
ショパン・リサイタルのCDも発売されています。
気になられた方は
牛田さんのコンサート情報も
チェックしてみてくださいね。
CDや動画もステキですが、
生で聴く演奏も、ぜひ体験してくださいね！
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
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